幼児期の学びは、直接経験から体得というかたちで育まれていきます。感じて考えて行動する仲間との体験生活を通して、自己肯定感を持ち、人と協力し合いながら主体的に行動するこどもを育てたいと考え、「健康な身体と、まろやかな心をつくる」を目標にしています。
子どもは失敗をしながら、覚えていく。失敗をしながら、どうやったら上手くいくかを考える。何度も何度もやり直しながら自分を高めていく。だから、先生も失敗しながら、「そうか」と思いながら「次は上手くやろう」と思いながら、自分を高めていって欲しいと考えています。
分からないことが分からない。そんな状態から、先生にならなければいけない。でも、当園には、そんな「分からない」を拾ってくれる先輩の先生たちがたくさんいます。子どもたちに教えるのと同じようにたくさんのことを教えてくれます。
この場所は、子どもたちだけでなく、先生もご家族も一緒に育っていく場所です。固くならず、上手くやろうと思わず、共にいることを幸せに思って、少しずつ、一歩ずつ先生になっていってくれればと思います。

たくさんの光を取り込めるように設計された扇型園舎の中は、明るく、心地よく、過ごしやすい空間を作り出します。


幼稚園の園庭は、全面芝生になっていて、先生も子どもたちも裸足で芝生の上を走り回ったり、寝転んでみたり、さまざまに過ごします。また、園内ではいろいろな果物や野菜が育てられていて、そのまま食べたり、園内キッチンで調理してランチで食べたりもしています。
幼稚園には、うさぎ、鳥、亀、魚など様々な生き物も一緒に暮らしています。いきものと触れ合うことで子どもたちは優しく育ち、命の大切さを学んでいきます。